大阪・関西万博期間中のMP-PAWRを用いた実証実験を開始

大阪・関西万博期間中のMP-PAWRを用いた実証実験を開始

当研究室も研究開発に参画しているマルチパラメータ・フェーズドアレイ気象レーダー (MP-PAWR) を使った実証実験が始まりました。MP-PAWRは関西圏で空いたキャンパスとNICT未来ICT研究所 (神戸市) に設置されており、2台のネットワークによって雨雲の立体構造を高精度かつ高速に捉えることが期待されます。

さらに、これら2台の観測データを用いたナウキャスト(数分〜数時間先の短時間予測)も今年8月に予定されており、観測と予測の組み合わせによる世界初の挑戦となります。

この実験は大阪・関西万博期間中に行われ、将来の天気予報の精度向上や、防災・地球科学の発展に大きく貢献することが期待されています。

参考
実証実験について
https://www.nict.go.jp/press/2025/03/26-1.html

MP-PAWRについて
https://www.nict.go.jp/press/2017/11/29-1.html

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