和田助教が日本大気電気学会で口頭発表を行いました 。
2022年1月7日・8日にオンラインで行われた日本大気電気学会 第100回研究発表会にて、「ドローンを用いた雷雲直下での放射線観測の検討」というタイトルで発表を行いました。
近年、様々な産業で活用が期待・検討されているドローンを用いた雷雲の放射線観測について、その実現可能性、技術的および法令的課題を整理しました。またチェコ科学アカデミーとの二国間交流事業にて実施した放射線測定器のドローン搭載試験の様子も紹介しました。
2022年1月7日・8日にオンラインで行われた日本大気電気学会 第100回研究発表会にて、「ドローンを用いた雷雲直下での放射線観測の検討」というタイトルで発表を行いました。
近年、様々な産業で活用が期待・検討されているドローンを用いた雷雲の放射線観測について、その実現可能性、技術的および法令的課題を整理しました。またチェコ科学アカデミーとの二国間交流事業にて実施した放射線測定器のドローン搭載試験の様子も紹介しました。
株式会社ウェザーニューズが行う、雨・雪・雲を自動判別する多周波気象レーダーシステムの開発プロジェクトに牛尾教授が参加いたします。
空飛ぶクルマやドローンなど次世代空モビリティの実用化のためにはルートの特化した気象情報が必要となりますが、従来の技術では雲の中を高解像度の観測することは難しい状況です。そこで1つのレーダーシステムに特性の異なる複数の周波数帯を利用することで、雲内部を高解像度の観測し、雨・雪・雲(霧)の判別を可能にするレーダーの開発を目指します。
2021年12月13日から17日にかけて行われた2021年アメリカ地球物理学連合大会 (AGU) において、”Energetic Radiation From Lightning and Thunderstorms I” のセッションにて “Low-frequency pulses associated with downward terrestrial gamma-ray flashes in Japan” という題で発表を行いました。
これまで石川県金沢市および新潟県柏崎市で観測されたDownward TGFの事例を整理し、同時取得された雷放電のLF波形を解析することで、Downward TGFを生じさせた雷放電が少なくとも2種類に分類できることを示しました。
2021年12/2(土)~12/9(日)に行われた日本気象学会2021年度秋季大会にて、M1の川島と阪本が口頭発表およびオンラインポスター発表を行いました。口頭発表は三重大学三翠ホールにて行われました。発表題目は以下の通りです。
川島康平「二重偏波フェーズドアレイレーダを用いた畳み込みニューラルネットワークによる3D-Nowcast手法」
阪本晴香「GSMaPにおける雲移動ベクトル導出格子間隔の検討」
主著論文 “Catalog of gamma-ray glows during four winter seasons in Japan” がアメリカ物理学会のオープンアクセス誌 Physical Review Research に掲載されました。
https://journals.aps.org/prresearch/abstract/10.1103/PhysRevResearch.3.043117
2021年11/13(土)~11/14(日)に行われた 第64回自動制御連合講演会にて、M2の小島とM1の増井がオンライン発表を行いました。発表題目は以下の通りになります。
小島克彦「低ランクモデルを用いたtransductive学習と画像分類への応用」
増井遼太「自然状況を考慮したSVMによる大型構造物の補強度合判定」
11月5日から7日にかけて東京大学柏キャンパスおよびオンラインで開催された第6回 宇宙素粒子若手の会 秋の研究会にて、「高エネルギー大気物理学の新展開」という題目で招待講演を行いました。
2021年9/21(火)~9/23(木)に行われたインテリジェント・システム・シンポジウムにて、M2の大西がオンライン発表を行いました。発表題目は以下の通りです。
大西敦也「エントロピー正則化関数を導入したプロトタイプ分類器に対するマージン最大化モデル」
名古屋大学大学院卒の久富章平さん、中澤准教授らを著者とする投稿論文 “Multiple Gamma-ray Glows and a Downward TGF observed from Nearby Thunderclouds” がアメリカ地球物理学連合の専門誌 Journal of Geophysical Research: Atmospheres に受理されました。
牛尾研究室では大阪大学共創機構およびreadyforの協力で、クラウドファンディングによる資金調達を行うこととしました。
大阪大学吹田キャンパスには、大阪大学・情報通信研究機構・東芝で共同開発したフェーズドアレイ気象レーダーの初号機が2012年に設置されております。しかし、現在、その観測データは一般の皆様には利用いただけていない状態です。そこでクラウドファンディングにより資金調達を行い、レーダーのデータをわかりやすく使っていただけるウェブサイトを構築することといたしました。
目標金額は600万円で、9月30日まで実施しております。なお本プロジェクトは寄付型で、税制上の優遇措置が受けられます。ご寄付いただいた個人・法人の皆さまへ、大阪大学から寄付証明書を送付させていただきます。
ご興味を持たれましたらぜひ特設サイトへアクセスください!皆さまの温かい支援、心よりお待ちしております。